子どもを育てるとき その8
ラ行音に限って上手に発音できない場合は、次のようなことが愛られます。
舌の運動が何かの原因でうまく動作しない、ラ行音を正確に聞き取ることができない環境にあった、何かの原因で誤って発音し始め正しく矯正されないままに固定した場合などです。
発音の矯正をするのに、よく用いられている方法に、聞き取り能力を高めて発音を学習させる方法があります。
この方法の長所は、第一にこの例のような幼児に適合した点があります。
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ラ行音に限って上手に発音できない場合は、次のようなことが愛られます。
舌の運動が何かの原因でうまく動作しない、ラ行音を正確に聞き取ることができない環境にあった、何かの原因で誤って発音し始め正しく矯正されないままに固定した場合などです。
発音の矯正をするのに、よく用いられている方法に、聞き取り能力を高めて発音を学習させる方法があります。
この方法の長所は、第一にこの例のような幼児に適合した点があります。
時雨音羽の『島ものがたり』から取材して渡辺茂編「北海道の伝説」に出ています。
利尻島は錬がさかんにとれた頃には、黄金の島などといわれたそうだが、1748メートルの利尻岳も、山頂には魔神が住んでいて、人が登ろうとすると怪獣があらわれたり、石を投げ落すといわれていたほど、きびしく、おそろしい山でした。
この伝説のように、若い和人の男とアイヌの娘との悲恋の物語は、北海道の各地にあって、決して珍しいものではないが、それが発端となってはじまった戦争に、妖術を使うイムバッコがあらわれて止めようとしたところが、一風変っています。
しかもイムバッコの妖術で、岬の岩が崩れて、形が巨人の顔のようになったり、岩の上に人を食う榔が逆立ちになって出現したりするところが、いかにも利尻島のように地熱で噴きあげた溶岩がいたるところに見られる自然にはぴったりしています。
以上北海道ツアーで聞くことができた伝説でした。
発音を作るのに部分的な舌とか口唇などに注意を集中して、意識的に分析的に学習をすすめることは、かえって害があります。
幼児はもともと自覚してはいませんし、また自己抑制を強いると言語の学習そのものに興味を失う危険があります。
その点、この方法はごくしぜんで、私たちが普通行なっている言語学習法に即しています。
第一段階では音の世界に関心を持たせ、音響や語音を注意して聞き取る習慣を強化させます。
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